エフェクター作製の方針・メリットについて
EFFECT LAB ではエフェクターの作製依頼を受け付けております。
自作物になるため、市販品のような細かく正確なレタリングや塗装は実現できませんですが、市販品にはないメリットも多くあります。
特に外観や音にこだわりたい方にはオススメです!
基本方針
EFFECT LAB では既存エフェクターの回路をベースにエフェクターを作製します。
作製時に依頼内容に合わせて微調整して希望のエフェクターを作り上げていきます。
これまでに作製したエフェクターでは、
- suhrのRiotの音をもう少し太くしたい
- fulltoneのOCDをローゲイン主体で使いたい
- ProCoのRATの歪み具合の切り替えモードが欲しい
などの要望を受け、それに合わせて作製いたしました。
いずれも依頼者様の満足のいくエフェクターに仕上げることが出来ております。
また、現行品のビンテージモデルでの作製を行うこともできます。
昔からあるエフェクターは回路やパーツの変更が行われていることがあります。
有名なものですと、
- ProCoのRATのビンテージモデル
- fulltoneのFulDriveの初期モデル
- ELECTRO-HARMONIXのBig Muffの各年代モデル
などが有名です。
さらに入手困難なエフェクターや廃盤となったビンテージエフェクターなどの製作も可能です。
入手困難なエフェクターの作製では、
- BOSSのOD-1 銀ネジモデル
- LandgraffのDynamic OverDrive
- KLONのCentaur
などを作製しております。
市販品との違い
市販エフェクターとの大きな違いは以下の通りです。
- Point to Point基板
- 希望に合わせた微調整
- 容易に改造可能
- 追加機能
- こだわりの外観
使用する基板は Point to Point と呼ばれる手法で作製します。
これはユニバーサル基板にリード線を用いて回路を構成する手法です。
作製するエフェクターによってはプリント基板での作製を行う場合もあります。
ベースとなるエフェクターの音をもう少し太くしたい、歪み感を変えたいなどの希望を踏まえて作製を行います。
またビンテージエフェクターの再現など、ある音を目標に作製することも可能です。
ただし、入手困難なパーツがある場合は完全な再現はできません。
可能な限り再現する方向で進めていきます。
また現行品がベースの場合、完全なコピーの作製はお受け致しかねます。
EFFECT LAB で作製するエフェクターでは一部のパーツをソケット化して交換可能にしています。
ソケット化は音に大きく影響する部分に対して行なっています。
そのため、自身の手で簡単にパーツを交換することができます。
変更用のパーツも同時に販売致しますので、好みに合わせて変更してみてください!
ベースとなったエフェクターにはない機能を追加することが可能です。
エフェクターごとに実装可能な機能は変わってきますが、可能な範囲でお受け致します。
作製するエフェクターのイメージに合わせても良いですし、好み重視で決めることもできます。
また、EFFECT LAB ではオプションとしてアクリル板での装飾も可能です。
選択可能な項目
EFFECT LAB で作製するエフェクターでは以下の項目を選んでいただけます。
- ケース
- LEDカラー
- ノブ
使用可能なケースの種類は以下の1種類となります。
- HAMMOND製 アルミダイキャストケース
ギャレットオーディオさんで販売されているケースになります。
各ケースの詳細は以下より確認してください。
アルミダイキャストケース
EFFECT LAB では5mmのLEDを使用します。
色は、
赤
オレンジ
グリーン
イエロー
ブルー
すみれ
ホワイト
ピンク
のいずれかを選んでいただきます。
ギャレットオーディオさんで販売しているノブの中から選択していただきます。
ケースやつまみのレイアウトによっては使用できないノブもございます。
種類や色はこちらからご確認ください。