Landgraff Distortion Box 作製しました!

Distortion Box 作製しました!

今回はなかなか面白い依頼を頂きました!
作製したのは Landgraff の Distortion Box というエフェクターになります。

実は今回の依頼、
塗装済みケースを用意するので、その中身を作製してほしい
という感じのとても嬉しい依頼でして…!!
ご用意していただいたケースは巷で流行している、脱法ボスコンというジャンルのケースでした。
このケースが凄まじい完成度でして、これは失敗できないという結構なプレッシャーが…笑
ですが、こんな素晴らしいケースで作製できることはほぼなく、大変楽しく作製させていただきました。
この度はご指名いただきありがとうございました!!

兄弟機 Landgraff Dynamic OverDrive を公開しました!

Distortion Box について

Landgraff のディストーションと言えば MO-D が挙がると思います。
MO-D は RAT の回路をベースに作れたエフェクターですが、こちらは MI AUDIO の Crunch Box がベースだと思われます。
パラメータは、Gain、Tone、Volume と普通のパラメータです。
また Landgraff の代名詞とも言える、3モードのクリッピング切り替えもしっかりと付いています。
音の方も、ネットで公開されている動画を聞く限りでは、正統派なディストーションのようですね。

外見

今回作製した Distortion Box はこんな外見です!

このケース、本当に素晴らしい出来でしたので、写真多めでお送りします!

ノブは左から、

  • Volume
  • Tone
  • Presence
  • Gain

となっています。

また、追加機能として、

  • 常時18V昇圧
  • ローブースト

を追加しています。

さらに、本家にも付いている3モード切り替えスイッチに合わせて、LEDの色が変化するようにしています!

作製感想

今回作製した Distortion Box は回路が出回ってないため、Crunch Box の回路をベースで作製しています。
このCrunch Box には Presence が調整できるようになったバージョンもあります。
希望もありましたので、今回はそちらの方をベースに作製いたしました。
そのため、Distortion Box よりも使い勝手が向上しているかなと思います。
実際使ってみると、ディストーションで耳に刺さりやすい部分を調整できたので、かなり便利でした!
また、3モードに合わせて色が変化する機能は実装が結構大変でしたが、今何モードなのかが分かるため非常に便利ですね…!!

今回は非常に素晴らしい塗装のケースということもありましたので、なるべくフットスイッチが外に出ないようにしたいと思いまして。
かなり苦戦はしましたが、なんとかフットスイッチを内部に仕込むことにしました。
外見や踏んだ時の感じは従来のBOSSコンとあまり変わりませんが、クリック音もしますし、しっかりトゥルーバイパスとなっています!

ギャラリー

今回作製した Distortion Box の写真はギャラリーにもアップしています。
よければこちらもご覧ください!
Distortion Box ギャラリー

エフェクター作製依頼受付中!

Effect Labでは、エフェクターの作製依頼を随時受け付けております!
今回のようにケースのみご自身で用意されたものを使用して作製することも可能です。
ケースの塗装とかはできるけど、中身が作れないとお困りの方、ぜひご連絡を!

兄弟機 Landgraff Dynamic OverDrive を公開しました!

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