Vemuram JanRay 作製しました!

Vemuram JanRay 作製しました!

VEMURAMのJanRayと言えば、マイケル・ランドゥ氏が使用したことで爆発的な人気が出たエフェクターです。
実はこのVEMURAMというメーカー、日本のメーカーだったりします。
JanRayは1960年代のFender Blackfaceの音を再現するように作られているそうです。
以前よりこのエフェクターは気になっていました。
そんな折、ついに回路が出回っているのを見つけてしまったので作ってみました!
今回も自分用のエフェクターなので、色々変なことしてます!笑

Vemuram JanRayについて

JanRayは1960年代のFender Blackfaceで、Volume:6 Treble:6 Middle:3 Bass:3の状態にした音を再現するように作られています。
このセッティングをMagic6と言うようですね。
残念ながら、上記のBlackfaceで音を出したことがないため、本当にそうなのかは分かりません…
クランチ系の音で、コンプ感は少なめの少しジャリっとした歪みです。
使うアンプ次第では少々固すぎる音になるかもです。
個人的にはとても好きな音ですね笑
コントロールは、Volume、Gain、Treble、Bassとなっています。
が、実は内部にも可変式のトリムが付いているため、実質5ノブのような気もします笑
発売から数年経っているようですが、今も人気が高く、中古もなかなか見かけないようですね。

外見

今回作製したJanRayの外見はこんな感じにしました。

  • ケース
  • ノブ
  • LED

アルミ削り出しケースの使用

数年前に手に入れ、完全に眠らせていたアルミ削り出しケースを使用しています。
巷で有名なHATA精密工業さんのA5056削り出しケースです。
訳あって、あの頃は特注だったカラーでのアルマイト処理までしてもらっています。
有名なスピンドル加工はあまりの細かさに光の反射が円を描く上、触り心地もスベスベです!

クリアなノブ

ノブは一般的な形状のノブで、色はクリアになります。

白色LED

今回は白LEDを使用しています。
白LEDは発光が強いので、多少暗くなるようにしましたが、まだ眩しいですね…笑

実はこのケース、KLON Centaur用にしようかと思っていたのですが、まさかの基板が入らないという不幸が…
そのため、Centaurの基板とこのケース共にお蔵入りになっていました…
今回本家JanRayがほぼ同色だったこともあり、使用することにしました。

ちなみに、Centaurの基板は完全に忘れていました…笑
無事発掘され、ケースに組み込んでます笑

中身

基板はこんな感じに仕上げました。

  • 基板
  • 抵抗
  • コンデンサ
  • オペアンプ
  • 配線材

今回はPoint to Pointで組んだ基板になります。
この程度の基板であれば難なく組めるので大変楽ですね。

抵抗には、ハイエンドオーディオ抵抗として有名なPRPの金属皮膜抵抗を使用しています。
全ての値を揃えたかったのですが、1つだけ値がないものがあったため、そこのみDALE社の抵抗を使用しています。
クランチ系の音でしたので、相性は良いかと思います。

コンデンサ

フィルムコンデンサにはWIMA社のコンデンサを使用しています。
WIMA社のコンデンサは、大体のハイエンドエフェクターブランドで使用されています。
電解コンデンサにはVishayのコンデンサを使用しています。
こちらは古くから多くのアンプでの採用実績があります。
どちらも安心感がありますね笑

今回は手持ちのビンテージオペアンプを使用しました。
以前、クランチ系のオリジナルエフェクターを作成した際にとても良い音になった物です。
数がないのであまり使わないのですが、ケースを奮発したのでこちらも奮発することにしました笑

入出力にもビンテージ配線材の単線を使用しました。
単線は折れやすいため緩む箇所には使えませんが、中音域に密度がある音が出やすいです。
可能なら全ての箇所を単線にしたいですが、メンテの手間を考えるとなかなかやれないですね…
ポットの配線にはオヤイデの3398−22を使用しています。

基板を見てもらえば分かりますが、自分用なので内部トリムを外からアクセス出来るようにはしませんでした。
ケースにそこまで余裕がなかったのと、本家のように基板を固定しているわけではないので、上部からのアクセスはしにくいだろうなと判断しました。
面倒だったのが最大の理由ですが…笑

作製前に色々な動画で音の確認はしていましたが、大体は同じ感じに仕上がったと思います。
本家も金属皮膜抵抗を使用していますし、抜け感や歪み感はオペアンプを揃えればほぼ同じまで持っていけると感じました。
Treble、Bass共に効きが良く、ゲイン幅もそれなりにあります
ピッキングへの反応がすごいため、しっかり弾けないと残念なことになりそうなエフェクターですね…!
また、内部トリムは音の超高音域と音圧感の調整のように感じました。
弄っていくとノイズの感じもかなり変わるため、初めに環境に合わせて調整しておくのが良いかと思います。

ギャラリー

今回作製した JanRay の写真はギャラリーにもアップしています。
よければこちらもご覧ください!
Vemuram JanRay ギャラリー

エフェクター作製依頼受付中!

EFFECT LAB では、エフェクターの作製依頼を随時受け付けております。
今回作製したJanRayはケースが非常に高価であるため、あのケースでの作製はお勧めしません。
また、各パーツも高級なものを使用しております。
そのため、価格としては4万円前後まで上がってしまい、本家JanRayが買えます笑
ケースを通常品の物にすれば、大体1万8千円での作成が可能となります。
ただし、現行品でもあるため、本家の音を目指しての作製はお断りさせていただきます。

お問い合わせは下記フォームよりお願い致します。

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